TCBの無料カウンセリングは、予約から会計まで含めると、想定より長時間になることがあります。
長時間のカウンセリングになるほど、判断力は少しずつ鈍っていきます。「もう疲れたから、この提案で決めてしまおうか」という気持ちになった経験がある方も、少なくないのではないでしょうか。
この記事では、そうならないために、カウンセリングに入る前から「終わりの時間」を自分で設定しておくというテクニックをご紹介します。
✨ 先に結論
来院前に、「〇時には出ないといけない用事」を、実際にスケジュールへ入れておくことです。
なぜこれが有効なのか、本文で解説します。
なぜ長時間のカウンセリングは判断を鈍らせるのか
カウンセリングでは、問診票の記入、カウンセラーとの相談、医師の診察、見積もりの提示と、いくつもの工程を経ます。院内での滞在時間が3〜4時間ほどになることも珍しくありません。
人は、長時間ひとつの意思決定に向き合い続けると、判断のエネルギーが消耗していくと言われています。この状態になると、「早くこの場を終わらせたい」という気持ちが、「内容に納得したかどうか」より優先されやすくなります。結果として、疲れたタイミングで出された提案を、深く検討しないまま受け入れてしまうことがあるのです。
つまり、カウンセリングが長引くこと自体が、冷静な判断を難しくする要因になり得ます。
「終わりの時間」を先に決めておく理由
この対策のポイントは、その場で「もう時間がないので」と言うのではなく、来院前の段階で、実際に外せない用事を入れておくという点です。
その場で急に時間を切り上げようとすると、「もう少しだけ」「あと少しで終わりますので」と食い下がられやすくなります。しかし、事前に別の予定(友人との約束、家族の送迎、仕事の打ち合わせなど)を実際にスケジュールへ組み込んでおけば、それは交渉の余地がない、動かせない事実になります。
「あと1時間で出ないといけないんです」と自然に言えることが、精神的な余裕にもつながります。
タイムリミットの設定方法
① カウンセリング予約の直後に、次の予定を入れる
カウンセリングの予約が確定したら、その日のうちに、終了予定時刻から1〜2時間後の予定を入れてしまいましょう。友人とのランチ、美容院の予約など、動かしにくい用事が理想的です。
② スマホのアラームを、来院前にセットしておく
カウンセリング開始から一定時間後(例えば90分後)に、アラームが鳴るよう設定しておきます。アラームが鳴った時点で、「そろそろ時間なので」と自然に切り出すきっかけになります。
③ 受付時に「〇時には出たい」と最初に伝えておく
カウンセリング開始前、受付やカウンセラーに「〇時には出たいと思っています」と、最初の段階で伝えておくのもひとつの方法です。時間の制約を先に共有しておくことで、進行自体をその範囲に収めてもらいやすくなります。
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タイムリミットが来た時の伝え方
アラームが鳴った、あるいは決めていた時間が近づいたら、シンプルにこう伝えます。
💬 使えるフレーズ
- 「すみません、〇時から予定があるので、そろそろ失礼します」
- 「今日は聞きたいことは伺えたので、この後の予定もあるため一度ここで区切らせてください」
- 「時間になってしまったので、続きはまた改めて相談させてください」
「予定があるので」という理由は、施術や金額に対する評価とは無関係な、反論しようのない事実です。この場を切り上げるための理由として、非常に使いやすいフレーズだと言えます。
タイムリミットを設定するデメリットも知っておく
一方で、時間を区切ることには注意点もあります。聞きたいことを十分に聞けないまま、時間切れになってしまう可能性があることです。また、当日の施術を希望しても時間が足りない可能性もあります。
これを避けるためには、カウンセリング前に、聞きたいことをあらかじめリストアップしておくことが有効です。優先順位の高い質問から順に聞いていけば、限られた時間の中でも、必要な情報は聞き逃しにくくなります。
よくある質問
Q. 嘘の予定を作ってもいいのでしょうか?
A. 事実として存在する予定を入れておくことをおすすめします。実際に別の予定を組み込んでおけば、嘘をつく必要がなく、精神的にも楽に対応できます。
Q. 時間を区切ったら、十分な説明を受けられないのではないですか?
A. 事前に質問をリストアップしておけば、限られた時間でも重要な点は確認できます。説明が足りないと感じた場合は、次回改めて相談することもできます。
Q. アラームが鳴っても、話の途中で切り上げにくい時はどうすればいいですか?
A. 「続きはまた改めて」と伝えれば十分です。今日のカウンセリングで全てを終わらせる必要はありません。
まとめ
- 長時間のカウンセリングは、判断力を鈍らせる要因になりうる
- 来院前に、動かせない次の予定を実際にスケジュールへ入れておく
- 「予定があるので」は、反論されにくい切り上げの理由になる
- 聞きたいことは、事前にリストアップしておく
カウンセリングの場に「終わりの時間」をあらかじめ用意しておくことは、判断力を保ちながら相談を進めるための、シンプルで効果的な備えになります。
編集後記
最後に、正直な体験を少しだけ。
私自身は、これまで「美容外科に行く日は、なるべく後の予定を入れない」というのを鉄則にしていました。理由は単純で、カウンセリングは想定より長引くことが多いからです。話をじっくり聞きたい時ほど、次の予定があると、それ自体が焦りの原因になってしまいます。
なので、本文で紹介した「終わりの時間を決めておく」というテクニックは、正直、私自身にはあまり必要のないものでした。私は勧誘に弱いタイプではないので、押し切られて契約してしまうという心配はあまりしていません。ただ、勧誘に弱いと感じている方や、まずは話だけを聞いてみたいという方にとっては、有効な方法だと思います。
ただ、実は一度だけ、この「時間の制約」自体が裏目に出た経験があります。次の予定を入れていた日に、見積もりと説明の内容にすっかり納得してしまい、その場で施術を受けたいと思ったことがありました。すると「本日〇時まで待っていただければ、ドクターが施術できると言っています」と言われたのですが、私はその時間に予定を入れていたたため、その日は断念しました。
つまり、時間の制約は「押し切られないための盾」として働く一方で、「本当に決めたい時に、自分自身を縛ってしまう枷」にもなり得るということです。この記事のテクニックは、あくまで判断力を保つための備えであって、絶対的なルールではありません。話を聞いてみて、心から納得できたのであれば、その日のうちに決めるという選択肢も、もちろん残しておいていいのだと思います。


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